歯周病

... Read More

歯周病は歯を失うだけじゃない。全身の健康を脅かす怖い病気

歯周病は、歯とその周囲の組織に影響を及ぼす炎症性の疾患です。歯周病は歯肉炎から始まり、進行すると歯槽骨(歯を支える骨)まで影響を及ぼし、最終的には歯が失われる病気です。歯周病を治療せずそのまま放置すると、歯を失うだけでなく全身の健康を脅かし、生活の質を著しく低下させます。最悪の場合、生死に関わる病気に発展する非常に恐ろしい病気です。 今回は、歯周病の原因と影響を与える病気についてご紹介していきます。 歯周病の原因は歯垢(プラーク) 歯周病の原因となるのは、歯垢... Read More

タバコは歯周病にかかりやすく治りにくいって本当?

国民病である歯周病。以前に、歯周病に関しては歯を失う原因1位!「歯周病」の原因と全身への悪影響という内容でご紹介していますが、今回はそちらの記事を踏まえて、歯周病のリスクファクターの1つであるタバコに焦点を当てて紹介していきます。 喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、重症化しやすいことが分かっています。また喫煙者は歯周病の治療効果が低く、治療後の傷も治りにくいです。どうしてこのような事が起こるのでしょうか? 喫煙がお口の中に与える影響 タバコには約 ... Read More

歯周病の治療って何をするの?

歯周病は歯を支える骨(歯槽骨)を溶かして歯が抜け落ちてしまう病気です。厚生労働省調査によると30代以上の3人に2人が歯周病にかかっていると言われています。  前回、歯を失う原因1位!「歯周病」の原因と全身への悪影響という記事で歯周病の原因と悪影響についてご紹介しました。今回は、それを踏まえて歯周病の治療はどのような事をするのかについてお話しします。 歯周病治療の流れ まず検査を行って歯周病の進行度を調べます。次に歯みがき指導や歯石除去を行い歯周ポケットの改善... Read More

歯を失う原因1位!「歯周病」の原因と全身への悪影響

日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病(37%)となっており、年齢別の歯周病罹患率は15-24歳が20% 、25-34歳で30% 、35-44歳で40%、 45-54歳は50%、そして55歳以上は55-60%という割合になっています。このように歯周病は年齢が上がれば上がるほど罹患率は増えています。 歯周病の怖さは、自覚症状がなく痛みを伴わずゆっくりと進行し、歯を支える骨を溶かしてしまうところです。今回は、歯周病の原因や全身への悪影響についてをご紹介します。 そもそも歯周病とは... Read More

歯周病菌がウイルス感染に影響?歯科医が教えるウイルスと歯周病の関係

歯周病とインフルエンザの関係性 ※新型コロナウイルスに特化した予防データはまだありません。インフルエンザで明らかになっているデータです。 歯周病菌によるインフルエンザ感染の仕組み 歯周病菌がインフルエンザの感染を手助け 一般的にウイルスが鼻や口に入っても鼻水や唾液で洗い流されるため発症しにくいといわれています。しかし、免疫が落ちる糖尿病やノドの粘膜を守るタンパク質を破壊する歯周病は、ウイルスが侵入・増殖しやすいことが分かっています。つまり、歯周病はウイル... Read More